ガルニで買い物をするというのか

全部が全部、ののしられた後だった。
感想などは粗相と同意識であって
わが献体は包皮の先しか使われずに残りの
98%ほどは未処理のまま、海へと
放流されていく。同業者達は我先にと
春を待たずにつなぎの裾をまくり始めている。
潮の香りがどこと無く、してきた。
細粒はビガ・ブッシュとなり―我々の食卓へと
再納入されるのであった。